床にゴロンと寝転べば

目に映るは天井と明かりのみ

でも

目を閉じれば海砂が

体いっぱいひろがった



僕が残しておいてきた

数えきれぬ足跡は

時に流され

消えたかな

人に踏まれて

消えたかな
白い月に

心奪われ

気がつけば





慌てながら

記憶を探って

いる僕の

目に



いつか見たの?

そう問いかけた

幻の



雲の流れのように

ゆっくり

夕日が夜に沈むように

確かに

誰にも気付かれないように

優しく

そっと春が

立ち去ろうと

しています



僕は「さよなら」と

小さく

手を振る準備を

しています
束の間のブルー



夜から朝へと移りゆく束の間のブルーを



君がまだ一度も見たことがないのなら



見てみてほしいな・・・



とても美しいから・・・



2007 4/25
Something



ふと振り返るとすれ違った人々の何処かで

大切な何かを落としてきたみたい

幼いころからいつもあったけれど

大人になるにつれて戸惑い増す帰り道



誰か拾いませんでしたか?

誰か見かけませんでしたか?

誰にも聞こえることのない

心のなかの叫び声



疲れているせいにして返さないままのメール

結局家まで持って帰ってしまった

今すぐにでも君の声が聞きたいけれど

またしてもベッドにくらりくらり倒れ込んだ



ほんとに欲しかったものは恋?

ほんとに欲しかったものは愛?

ほんとに欲しかったものは

あの日夢に見た何か



何かでしょう



2007 4/20
やがて来る春へ



早く早く 暖かくならないかな



芝生の上仰向けで



青空をずっと 眺めていたいな



そして告白したいな



僕の中の



罪と罰を



君の姿



空に映して





山のように 積み上げられた



僕の部屋の解説本よりきっと



柔らかな風は 歴史を運ぶだろう



僕はよろよろと立ち上がって



お尻の草をはらって



芝生の上に



ずっとしていた



腕時計を



置いていくだろう



2007 2/26
逃亡者



言葉にできない気持ちを

止めたときあやふやなまま

今 ここにいる自分が壊れそうに座ってる



まるでカーテンのように心 閉ざしてる



闇の 中のほうが



美しきモノたちがよく見えるから



深い眠りに落ちる間際に

君のコト想いたい

夢が 真実であればこの世界は何処?



もう 少しだけ 未来が僕を呼んでる気がして



そっと 君の名を呟いた



まだ 生きていけるかも しれない と





まるでカーテンのように心 閉ざしてる



闇の 中のほうが



美しきモノたちがよく見えるから



よく見えるから・・・



2007 2/15
Before Sleeping



多分僕は もう少しの時間で眠りに落ちる

君は もう夢の中かな

どうか安らかな夢を



君に



確かなコトがどこにも見つからなかった日々に

さよならを告げて

走り出した

新しい旅立ちを

ボクは胸に抱いてる



それは限りなき自由

あの頃君と

夜明けまで語りあった

夢のカケラ



無力なままで

想像の中の海辺の空

ひとり歩くよ

君をただ想いながら



もう少しだけ生きられるのならば永久の祈りを

さよならが真実

ならば答えを

見つけ出せなくても

いいと思った



生と死をただそこに存在る

花のように

受け入れるような

毎日を過ごせたら それだけで・・・



無力なままで

想像の中の海辺の空

ひとり歩くよ

君をただ想いながら



多分僕は もう少しの時間で眠りに落ちる

君は もう夢の中かな

どうか安らかな夢を



君に



やさしい光を



君に